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「自分を変えたい」そう思う人にきっかけを。

「いい人だね」って言わないで。それ、本当の自分じゃないから。

自分で言うのも本当になんですが、よく人から「君はいい人だね」というニュアンスのことを言われます。


正直言うとぜんぜん嬉しくありません。むしろちょっと傷つきます。


相手に悪気はないのは分かってます。


でも、そんなことを言われると僕は心の中でつぶやきます。


「それ、本当の僕じゃないですよ」


以前は「いい人」と言われるのが快感だった


いつからこんなひねくれた性格になったのかわかりませんが、まえは素直に喜んでた記憶があります。


高校時代はこんな生活を送ってました。


http://journey.hatenadiary.com/entry/2015/06/03/100955journey.hatenadiary.com



当時自分が大っ嫌いで価値のない人間だと思っていた自分。


「いい人だね」という言葉を言われると「自分は価値のある人間なんだ」と思えた。素直に嬉しかった。


ここまでは良かったのかもしない。


僕はそこから今度は「いい人」と思われるように努力した。


人と接する時はできるだけ笑顔でいるようにしたし、自分よりも他人のことばかり優先してものごとを考えていた。


「木村君っていい人だね」


快感だった。


会う人みんなに思われたかった。


他人の評価が自分自身の評価だった。



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「いい人」という嘘で塗り固めた自分


今の職場に就職して2~3カ月経った頃。



そのころ人間関係に気を使いすぎて疲弊していた。


当時うまく職場にとけこもうとしていた僕は周りに愛想笑いばっかしてたし、嫌われたくなくて「いい人」を演技してた。
そしてそれに疲れていた。


その日は月1で行われる職場の会議。参加したい人だけで話し合う場だったんだけど、新人の僕が参加しないわけにもいかないから、嫌々参加した。


仕事の話が一段落し、入社して数カ月経った僕の話へ。


会議を仕切っていたチーフがみんなに「木村くんも頑張っているのでみんなで助け合いながら仕事をしていきましょう」みたなことをいってくれた。


その時、あるおばちゃんがこう言った。


「木村くんは大丈夫。ほーんとにいい子だもん」


僕の心のなかのなにかが崩れた気がして、うつむいてしまった。


「それ、ほんとうのぼくじゃないっす」


心のなかでつぶやいた。




だから、嘘でぬりかためた自分を褒められても全く嬉しくなかったし、むしろほんとうの自分には価値がない気がしてすごく悲しくなった。


「いい人」をやめたきっかけ

入社して半年経った頃にようやく人間関係も少し楽になってきて、以前よりも悩むことは少なくなった。

だけどやっぱりほんとうの自分ではなかなかいられなかったし、自分を出す勇気はありませんでした。


そんな時、坂爪さんという方のブログに出会った。


ibaya.hatenablog.com


最初に坂爪さんを知ったのはこの記事で、爆笑しながらも感動した。


心を覆っていた何かが一気に晴れた気がして、それからこの方の過去記事を読み漁った。読むたびに不思議と生きるエネルギーのようなものが湧いてきた。


そしてその1ヶ月後、ぼくはこの方のトークセッションに参加したんですが、この日が生きてきた中で1番衝撃的な1日になりました。

journey.hatenadiary.com


journey.hatenadiary.com


いままで僕なりに積み上げてきたものがぜんぶ崩れおちた1日だった。


そしてこのトークセッションの中で坂爪さんが発したある言葉を聞いて、一発ぶんなぐられたような感覚を覚えた。

「自分が幸せになるために生きる」ことよりも「他人に変だと思われないように生きる」ことを優先してる人がわりと多く感じる。


まさに僕のことだった。


変だと思われないように、そしてまわりにとけこめるように、僕はいい人を演じていた。




それに気付いた僕はこの言葉を胸に、職場ですこしずつ自分を出せるようになった。




もうすぐ1年になる今、職場の人達に会いたくて出勤している。


もちろん仕事も頑張らないといけないんだけど、みんな本当にいい人達ばかりで、一緒に仕事をするのが楽しい。


それでもまだ演じてしまうことがある。


今、完全に自分の素をだせるかと聞かれたらイエスと答えられないし、苦手な人と仕事をする時は今でも気を遣いすぎて疲れることもある。 


「あぁ、今いい人演じちゃってるなぁ」

と思うこともある。


だけど、自分の評価は自分で判断できるようにはなってきた。


まだそれは高くないけど、いつかは自分を心から好きだと思えるようになりたいと思っている。


これからもっともっと自分のために生きたい。





俺はいい人じゃない。



今、自分は誰よりも自分自身が1番大事だと思っているから。