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よのすけ.com

ブログとライティングで飯食ってます。ブログを通して一つの生き方を提案していきます。

「人の役に立つ仕事?どんな仕事も人の役に立つんだよ!」と言い張る人へ。

オピニオン

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僕は以前、介護の仕事に就く前、「人の役に立つ仕事に就きたい」と思っていたんですね。

それで僕は介護の仕事を選ぶことにしたんですが、その時驚くほどにたくさんの人に「辞めておけ!」と言われたんです。

「なんで介護の仕事なんかに就くの?」と聞かれると「いや、人の役に立つ仕事がしたいから」とよく答えてました。すると、多くの人は…


「人の役に立つ仕事?どんな仕事も人の役に立つんだよ!」


なんて、あたかも定型文のように同じこと言ってたんですよ。

いや、そういうことじゃないよ、と。

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「人の役に立つ仕事?どんな仕事も人の役に立つんだよ!」と言い張る人へ

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僕これ、前からずっと思っていたんです。

「人の役に立つ仕事?どんな仕事も人の役に立つんだよ!」

このセリフ、なんなんだろうと。

まず一言言っておくと、「そんなの当たり前だよ。じゃないと仕事として成り立たないよ」ということ。

そんなの分かってるんです。当然だよ。言いたいのはそうじゃないよ。


工場に勤めている時、全く人の役に立つ仕事と感じなかった

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引用:http://kengaku.exblog.jp/i2/

僕は高校卒業してすぐ地元の工場に就職しました。その時は何も考えず、ただ単に地元に就職したいという理由だけで決めました。

僕が働いた工場は主に自動車や新幹線、水道に使う部品を製造する工場。

生活の中では絶対に欠かすことのできないものばかりです。


でも、全く人の役に立つ気がしませんでした。

1日中鉄のスクラップを溶かす、という作業を繰り返すだけの毎日。1日中真っ暗な建物の中で「何やってるんだろう」と毎日思っていました。


もちろん、18歳の時の僕は「人の役に立つ仕事がしたい」と思ってなんかいません。でも、多分10年弱経った今の僕が同じところで働いたとしても、人の役に立つ実感なんて全く感じれないと思う。


「人の役に立っている」という実感が欲しい

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「人の役に立つ仕事?どんな仕事も人の役に立つんだよ!」と言い張る人を何度も見てきた気がします。自分が言われたり、誰かが言われているのを見たり。

でも、人の役に立ちたいと言っている人は、そんなこと分かってるんです。そこまでバカじゃないよ。

過去の自分含めて「人の役に立ちたい」と思っているのは「人の役に立っている」という実感を得たいんだよ。

工場で1日中スクラップ溶かして「人の役に立ってるんだなぁ」なんていう人いないよ。

「人の役に立つ仕事?どんな仕事も人の役に立つんだよ!」と言い張る人は、そこをしっかり分かってほしい。


説教じみたようにそういうこと言う人は「人の役に立っている」という実感をしっかり得ることができていない人達だ。仕事に対しての価値観は人それぞれだけど、それを他人に押し付けないでほしい。


人の役に立ちたいのは自分のエゴ。それは分かってる

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よく「そんなの綺麗事だ」という人がいる。

はっきり言ってそうだ。綺麗事だ。


「人の役に立つ仕事がしたい」と言っても、100%そのようなことを思っているわけではない。むしろ介護職に就くときの僕なら10%ほどだったと思う。

じゃあ、なぜ「人の役に立ちたい」か?それは「人の役に立っている自分が好き」だからだ。

自分のエゴ。僕が東北大震災にボランティアで参加した理由も、自分のためだった。

そういうことについて批判する人がいるけど、その理由が分からない。だって、みんなエゴで生きてるじゃんか。


介護職は人の役に立つことがはっきり実感できた

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工場勤務も介護職も同じ「人の役に立つ仕事」。

でも、気持ちの持ちようは全然違いました。


介護職は自分がやった分だけ利用者さんのためになる。

歩行介助をすればそれがダイレクトで人の役に立っていることを実感できるし、どんなことでもその人が生きることに繋がってくる。

工場にはそれがなかった。


「人の役に立つ仕事?どんな仕事も人の役に立つんだよ!」と言い張る人は、それが分かっていない。

人の役に立つことは大前提。それをどのくらい感じれるかが仕事のやりがいに繋がってくるはず。

介護職については他の記事でまとめているのでよければ読んでみてください。



「人の役に立つ仕事?どんな仕事も人の役に立つんだよ!」と言い張る人へ

人の役に立たない仕事なんてありません。詐欺でもない限り、どんな仕事も人の役に立ちます。

「人の役に立ちたい!」と言う人は、それを知っていてそういうことを言っているんです。

だから「人の役に立つ仕事?どんな仕事も人の役に立つんだよ!」なんて言わないでほしい。

そんなの、人の役に立つ実感を得ることができてない人がいうことだ。