
引用:https://fujirockexpress.net/13/?p=3975
2016年4月2日、大阪中津で行われた「今日だけは、夢じゃない」というイベントであるひとりの男の熱い音楽に触れた。
北畑欽也(bacho)という男
2日間で行われた「今日だけは、夢じゃない」。1日目は主に弾き語り、2日目はバンド主体という感じのライブイベント。
その1日目。ほとんどの人たちはみんなぼくよりも年下の若い人たちばっかだった。ただ一人の男をのぞいて。

引用:https://con-trast.jp/dialogue/99
そのおとこ、北畑欽也。
若いアーティストばかりが歌っていた中ででてきたおっさん。
若い人ばかりが出演していたのでステージにおっさんがでてきた時には会場が一瞬異様な空気になった。
だけど、だけど、
たまらなくかっこよかった。
歳を重ねた人の言葉にはやっぱり重みがあった。いや、違う。そんなことをいいたいんじゃない。
切実だった。歌詞のひとつひとつの言葉が切実に感じた。
頭の中で思い浮かんだ言葉じゃない。実際に身で感じたことを歌声にのせた想い。
その想いがライブ会場中に響いた。ライブハウスの空気が一気に変わった。
ガラッと変わった。正直、こういう音楽が聴きたかったと思った。
おれ、もうこんなんだし金もないし、結婚とか無理だと思うんだよな。
音楽と一緒に死のうと思ってる
ライブのMC中、そんなことを言っていた。
だからだ。だから歌にあそこまでの熱量が感じられた。決意のようなものが。
ステージの下からでも、その覚悟のようなものがヒリヒリと伝わってきた。
bachoというバンド

引用:https://azamixx.exblog.jp/23588026/
そんな男、北畑鉄也が組んでるバンドが「 bacho(バチョウ)」。
とんでもなくかっこいい。
最近の人気バンドにはない、いい意味での男くささがある。こういう音楽がぼくはたまらなく好きだ。
急に書きたいこと浮かんだ。
まったく話がずれるんだけど、今まで音楽の記事をいくつか書いてきた。「こんな文で伝わるのかな」なんて思いながらも、書いてきた。自分が書く文にまったく自信がない。
では、なぜ書くのか。
ほんの少しの人でもいい。こんな素晴らしい音楽を、少しの人でもいいから、知ってほしいのだ。届いてほしいのだ。
いま人気の音楽を否定する気はない。でも、ぼくはタワレコに売っているたくさんの音楽と同じぐらい、ぼくの好きな音楽がかっこいいと思うんだ。
正直いうと悔しい。
なんでこんなかっこいいバンドが大きな舞台にたたないんだって。なんでこのバンドよりもあのバンドの方が有名なんだって。
そんな、勝手なことを思いながら、そして誰か少しの人でいいからこの想いが誰かに届いてくれ、と思いながら駄文を書き続けています。
完全にエゴ。知らんよ。こんなかっこいい音楽を知らなくてどうすんだよ。
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