【経験談】介護職の給料を上げる方法と平均年収まとめ|相場や夜勤手当、収入

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こんにちは!2年ほど介護職に勤めていた日々太です!

世の中の介護職って、あまり良いイメージがないですよね?

「仕事内容がキツイ」
「ストレスがハンパない」

なんていうイメージを持つ人がたくさんいます。

でも、おそらくそれ以上にたくさんの人が思っているのが「介護職って給料低い」ということ。

僕もなんども「介護職の給料で生活してけるの?」と聞かれました笑

この記事では実際に2年介護職を勤めた僕が介護職の給料について暴露していきたいと思います。

ちなみに結論から言うと、介護の給料年収は320万前後ですが、介護に特化した転職サイトを利用すれば年収350〜400万と好条件の職場に転職ができます。

 

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目次

介護職として働いていた僕のスペック|どれくらいもらえるの?

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まずは僕が介護職を勤めていた頃の状況について紹介。

当時の僕はこんな感じ。

学歴は高卒で未経験(新卒ではない)

学歴は高卒です。

介護の専門学校に行ったわけでもなく、新卒でもありません。

ちなみに年齢は24歳。

 

資格はヘルパー2級のみ(現:介護職員初任者研修)

資格はヘルパー2級(現:初任者研修)のみ。受講さえすれば誰でも取れる資格です。

介護士として働く3年前に10万払って取得しました。

注意!

ちなみに今は介護転職サイトを利用して転職することで初任者研修を無料で取得することができます。

→介護の転職サイト比較ランキング

 

実際の介護職の給料・年収・ボーナスの実態はいくら?

介護職でもらっていた時の給料・年収は時期によって違います。

①日勤帯のみの介護職の給料
②夜勤に入った時の介護職の給料
③フルで夜勤に入った時の介護職の給料

この3つの時期に分けて介護職の給料の実態を紹介します。

 

①初任給は手取り15万(日勤のみ)

勤務時間はこんな感じ。

  • 日勤→8:30〜17:30(休憩1時間)
  • 早番→7:00〜16:00(休憩1時間)
  • 遅番→10:00〜19:30(休憩1時間半)

今思えば超ホワイト。残業もほとんどありませんでした。

では日勤のみの当時の給料(初任給)はいくらかというと・・・

手取りの給料は15万弱です。こ

「少な!この給料じゃ生活できないじゃん」
と思う人もいるかもしれません。

まあ未経験で日勤のみ。
しかも残業もほとんどなかったら給料はこんなもんだよね。

・・・ですが個人的にはこれで十分生活できました笑

普段あまりお金を使わないなら給料15万でもやっていけるはず。

結婚してても共働きなら余裕で生活していけますよ。

 

②夜勤に入った時の介護職の給料は手取り20万

以前働いてた職場は割と夜勤が多い方でした。

2年間の夜勤の数を平均すればおそらく月6〜7回はやってたんじゃないかな?

では月夜勤7回やった時の介護職の給料はというと・・・手取り20万弱です!

 

「あ、意外と介護職って給料もらえるんだ」
そう思ったあなた!選択肢の一つに介護職を入れてもいいかもしれませんよ!

そう、夜勤が入れば生活に困らないほどの給料をもらうことができるんです。

 

③夜勤手当は1回8500円

ちなみに以前の会社では夜勤手当ては1回につき8,500円

全国の平均的な夜勤手当は6000円と言われているので、他の職場より高かったです。

・・・ただ基本給が少ない分、結果的に他の施設と給料は対して変わりませんでした。

ちなみに夜勤の勤務時間は16時前出勤〜9時退勤

 

一見長く感じるかもしれませんが意外と夜勤の時間はあっという間に過ぎるし、何より夜勤明けとその翌日が休みなんです。

夜勤が終わってから仮眠すればどこでも出かけるなんてこともできましたよ。

 

③フルで夜勤が入っていた時の介護職の給料は手取り23万

一時期職員が少なく勤務の8割が夜勤の時がありました。

一番多い時で月10回。夜勤と夜勤明けで月の3分の2は埋まっているという笑

体的にちょっとしんどかったですが、その分給料は結構もらえました。

その時の手取りは23万ほど。

夜勤10回はさすがに多くて体が若干しんどかった・・・
けど、その分給料は結構もらえました。

 

介護職のボーナスは年間で25万

ボーナスは夏冬で給料(基本給)の1.5〜2か月分、合わせて25万ほどでした。

介護職の全国の平均的なボーナスは60万です。

ボーナスに限ってはかなり低いですね。

 

僕の介護職としての年収は330万(総支給)

僕の介護士としての年収は330万でした。

もちろんこれは手取りではなく総支給です。手取りでいうと平均22万ほどでした。

 

介護職の手取りの給料相場と平均年収まとめ【資格・地域・年齢・学歴別】

ここまでが僕が2年勤めて分かった介護職の給料と年収です。

しかし、これはあくまで僕の場合の給料。

職場や勤務年数、持っている資格によって介護職の給料は大きく異なります。

ここで全国の平均的な介護職の給料と年収を解説します。

 

介護職の給料の平均相場は27万(手取り24万)

引用:厚生労働省

厚生労働省の調べによると、介護職の給料の平均相場は269,760円、およそ27万となります。

「思ったより高い!」と思うかもしれませんが、これはあくまで総支給であり、手取りはおよそ24万となります。

ちなみに介護転職サイトを通じて転職をすれば無料で資格を取得できます。

 

介護職の平均年収の相場は320万

厚生労働省の調査によると、介護職の平均的な年収の相場は320万となります。

僕が勤めていた職場では330万だったので、10万ほど高いことになりますね。

ですがこれはあくまで平均的な年収の相場なので400万以上の職場もあれば250万程度の職場もあります。

また、勤務年数によっても給料は変わってきます。1年で基本給が4000〜5000円ほど昇級するので、年収で5〜6万月収が上がることになります。

 

都道府県別の給料・年収の平均相場|高い県と地方で地域差あり

介護職の平均年収は320万ですが、地域によって全く異なります。

東京や大阪といった都市では年収が400万以上もらえる職場も珍しくありません。

逆に地方では平均よりも低りやすい傾向にあります。

ちなみに330万もらっていた僕は静岡県静岡市です。

各都道府県の給料を見る

 

介護職の施設別の給料の平均相場

介護職では様々な種類の職場があります。

介護職・施設別の給料平均相場

  • 特別養護老人ホーム→平均給料29.3万
  • 介護老人保健施設→平均給料28.3万
  • デイサービス→平均給料27.7万
  • 有料老人ホーム→平均給料25.5万
  • グループホーム→平均給料23.7万
  • 訪問介護→平均給料25.8万
    など・・・
仕事内容自体はそこまで変わりませんが、ご老人の介護度(自立度を表すもの)が職場によって異なります。

給料が高い職場ほど、ご老人の介護度は高い傾向にあります。

僕が勤めていたのは「介護老人保健施設」ですね。やはり寝たきりで介護度が高い利用者が多かったです。

介護老人保健施設の平均的な給料相場は28.3万ですが、実際にもらっていた給料は25万(手取り22万)でした。

なので平均よりも低い給料をもらっていたことになります。

 

介護職の資格別の給料(資格手当)

介護職は資格によって月収や年収が大きく異なります。

というのも、月の給料の他に資格手当がつくからです。

介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)には資格手当はつきません。ですが3年の実務経験+試験の合格で取得できる介護福祉士に関しては資格手当がつきます。

平均的な介護福祉士の資格手当の相場は1万円。

職場によっては1.5万〜2万円でるところもあります。

月の給料が1万円増えればそれだけで年収は10万以上アップすることになります。

 

正社員と契約社員・パート別の給料平均相場

介護職の正社員の給料平均は約27万ですが、非常勤(契約社員)の給料平均は15.830円となります。

非常勤の場合、夜勤に入らない人が多いや時短で働いていることが理由です。

 

介護職はパートより絶対「派遣人材会社」を介して働くのがおすすめ

ちなみに正社員にこだわりがないなら、派遣で働くのがおすすめ。

というのも大手の派遣会社の社員として働けば、高時給で働けるんです。

派遣の時給相場は1000〜1700円。パートに比べても圧倒的に高い実態です。

職場によっては正社員より年収が高くなることも珍しくありません。

下記でおすすめの介護派遣会社を発表しているので、ぜひご覧ください!

 

夜勤専従(夜勤専門)なら日給2万

介護派遣で夜勤専従(夜勤専門)の場合、高時給でさらに夜勤手当も含まれるので日給2万円以上も珍しくありません。

夜勤専従の日給計算

時給1000円×14時間(+休憩2時間)+夜勤手当5000円

=21000円

 

夜勤専従の場合、夜勤明けと翌日が休みになります。1回で働く時間が長い分、まとめて休めます。

効率的に稼げるのが夜勤専従の魅力です。

介護派遣は正社員と違って効率よくお金を稼げるので魅力的な働き方ですよ。

 

介護職の給料に年齢・学歴・性別は関係なし

他業種では年齢や学歴、性別によって給料は変わってきますが、介護職の場合はこれらの要素はあまり関係ありません。

介護職の場合、やはり資格や経験年数、立場によって給料が変わってきます。

逆に学歴が乏しくたとえ中卒でも、資格を取得すればそれだけで給料が上がるということでもあります。

 

介護職の給料は低すぎ?安い理由問題

「介護職は給料が安い!」と言われる理由は他業種との年収を比較すればすぐにわかります。

全業種の平均年収は430万。全体の平均年収と比較すると、介護職の年収よりは110万も低いんですね。

では、なぜ介護職の給料は安いのか?それは給料の仕組みにあります。

介護事業所は自由にサービス料金を設定することはできず、国が定めた介護報酬を自治体から受け取ることになります。

その介護報酬から介護士に給料を支払うため、どうしても給料は上がりにくいんですね。

他の企業なら売り上げが上がれば上がるほど社員に還元できますが、介護職の場合はその売り上げが決められているため、給料が高くないわけです。

これが介護職の給料が低い理由です。

 

・・・ただ、だからと言っていつまでも給料が上がらないわけではありません。

すべてのスタッフの給料を増やすことができない分、資格手当や役職手当で努力をしている個人の給料を増やすことができます。

また、大手企業や社会福祉法人が運営する施設では、運営コストを下げてスタッフに還元している職場もあります。

そのため、介護士でも年収400〜500万もらえる職場もあるんですね。

→介護士で年収400万以上の職場に転職する!介護転職サイトランキング
 

介護職の給料や年収では生活できない?

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介護職ってだけで「給料低いから生活がカツカツ」なんていう印象を持たれることがあります。

しかしここまで紹介した介護職の給料・年収を見てどう思いましたか?

想像していたよりも介護職の給料・年収は低くなかったんじゃないでしょうか?

 

はっきり言って介護職の給料・年収でも余裕で生活していけます。

しかも他の職種と比べて少なくしかも夜勤明けもある。なので介護職に勤めていると結構時間があるんですよね。

もしも子供がいるとしても、共働きなら普通に生活していけます。
僕の職場の先輩(男)にも3人の子供がいる職員がいました。

だからこそ介護職の給料でも普通に生活していけると断言できるんですよ!

もしも「介護職でこれだけ給料もらえたら生活していけるじゃん!」と思うのなら、あなたは確実に介護職に向いている性格です。

 

一人暮らしで月10万貯金していた

ちなみに僕は一人暮らしですが、月給22万で毎月10万ほど貯金をしていました。

「介護職の給料じゃ一人暮らしはできない」という人もいますが、無駄なお金を使わなければ普通にできますよ。

 

介護職の今後の給料は上がる!将来性のある職業

他業種に比べて給料の高くない介護職ですが、将来性に関しては他の職業よりも高いです。

高齢化社会で仕事に困らない上に、なんと近年介護職の給料が増える流れになっています。

 

2017年4月から処遇改善手当で1.2万円加算

2017年4月から処遇改善手当で月の給料が1.2万円アップしました。

これは介護士不足を改善するための政府の対策です。

年収にするとおよそ15万アップすることになります。介護士としてはかなり嬉しいポイントですね。

ここ近年、介護職の給料が改善されていることから男性介護士も増えてきていると言われています。

将来性のある職業といっても過言ではありません。

 

2019年10月から介護福祉士の給料が8万値上げ

政府が近くまとめる2兆円規模の新たな政策パッケージのうち、介護職員の確保に向けた具体策の原案がわかった。

経験・技能のある人材に重点化を図りながらさらなる処遇改善を進める、と説明。勤続10年以上の介護福祉士を対象に、月額の平均で8万円相当の賃上げに踏み切る方針を盛り込んだ。

引用:介護のニュースサイト

そしてなんと、2019年10月から10年以上勤務の介護福祉士の給料が8万円引き上げられることが分かりました。

まだ「同じ職場で勤務10年」か「他の職場での経験も含めて10年か」など認定条件は決定されていませんが、もし月収が8万円増えたら、介護士としては本当に嬉しいですよね。

年収でいうと100万近くアップ。

国内の平均年収は430万で、これで他の職業の年収と同じになるわけです。

給料が安定している上に高齢化社会で職場に困らない、これほど将来性のある職業はなかなかありません。

もしこの給料引き上げが実施されれば、介護士の人出不足問題も解決されることでしょう。

 

介護職の給料を上げるには?高い給料をもらう方法〜目指せ年収400万

では、ここから介護職の給料を上げる方法を解説します。

「介護職=低給」と思っている人が多いですが、対策をすれば平均年収以上の安定した給料・年収をもらうことができるのです。

 

【介護職の給料を上げる方法1】給料の高い大手会社の求人を見つける

まず第一に給料の高い大手会社の求人を見つけることが、高い給料をもらう秘訣です。

勤務年数や資格手当で給料は増えますが、一番てっとり早いのは基本給が高い職場に転職することです。

では給料の高い会社の介護士として働くにはどうすれば良いか?

それは介護職に特化した転職サイトを利用すること。

ハローワークなどの求人と比べて、掲載料を支払って求人を出している企業は給料はやはり高額です。

しかも募集が殺到しないよう非公開求人もあり、自分だけに高待遇の求人を紹介してくれることも珍しくありません。

いい給料をもらえれば、美味しいものを食べれて好きなことができて、家族を守れる、なんていう安定した生活を送ることができますね。

 

転職サイトなら交渉をしてくれる

しかも介護転職サイトを利用して転職活動を行った場合、転職サイトのコンサルタントが給料を交渉してくれる場合もあります。

交渉の結果、給料が数千円でも上がれば大きいですよね。

仮に基本給が4000円でも上がれば年収はボーナス含め5万以上上がることになります。

 

【介護職の給料を上げる方法2】副主任・責任者など役職につく

介護職の給料を上げる方法として、役職につくことが挙げられます。

副主任やユニットリーダー、責任者、管理者など役職がつけばそれだけで昇給します。

この方法は地道ではありますが、キャリアがついてくるので、今後の介護士人生で高い給料をもらえるようになる可能性が高いです。

 

【介護職の給料を上げる方法3】ケアマネージャーなどの資格を取る

介護福祉士の資格取得後、5年の実務経験+試験の合格でケアマネージャーになることができます。

ケアマネージャーは現場で働く介護士と違い、事務的な仕事が主な役割です。

ケアマネージャーの平均年収は370万と言われており、介護士よりも50万高いです。

ただ、未経験からケアマネージャーの資格取得に最短でも8年かかるので、未経験者の方は条件の良い求人を探す方がてっとり早く高い給料で働くことができます、

介護職の給料を上げる方法と平均年収まとめ|介護職の給料や年収は思っているより高い

「介護職=低給」と思っている人が多い印象ですが、実際に働いてみて、そこまで低いとは思いませんでした。

それでいて残業は少なくおまけにやりがいもある介護職。

「仕事がない!」と言っている人はみんな介護職に就けばいいんじゃないかと思っています。

・・・、ただ、職場によってはかなり給料が低いところもあるみたいで、15万とかしかもらえない職場もあるみたいです。

そのような職場に就職したいよう、介護の転職サイトを利用するのがおすすめ!

下記でおすすめの介護転職サイトを発表しているので、ぜひともご覧ください!

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1 個のコメント

  • こんにちは初めましてはじめて書き込みします27歳の男です。僕の家は三年前に祖母が他界してしまいそこから残された祖父が認知症となってしまいしばらくは家族で介護をしていたのですが露出や脱糞徘徊などをしてしまいもう手がつけられないと二年ほど前に老人ホームに入所させました。しっかりしてた時の祖父を見ていたしどちらかというとおじいちゃん子だった僕は悲しくなりできれば老人ホームに入れないで見ておきたかったと思ったのを覚えています。その時から介護の仕事というのは興味があったのですがやっぱり甘い世界じゃないし中途半端な覚悟や何より僕は介護関係の資格は何もないし未経験なのでどうせ受からないよなみたいな言い訳を自分でして踏み出せないでいましたがこれを読んで真剣に求人を見てみようと思いました。長くなりましたが本当に僕にためになりましたありがとうございました。