誰かと話すとき、自分の言いたいことは言えていますか?
僕はほんっとうに自分の言いたいことが言えません。
なんでって?
自分の言いたいこと言うの、怖いもん。
でもね、27年生きてきてあることに気づいたんです。
それは「言いたいことが言えない人は、敵も作らないが味方も作らない」ということ。
「いつも言いたいことが言えない・・・」
そんな人はぜひこの記事を読んでください。
目次
言いたいことが言えない人は敵も作らないが味方も作らない

「言いたいことが言えない人は敵も作らないが味方も作らない」
なぜそんなことが言えるのか?
それは、僕自身がそうだからです。
僕のことを嫌う人も少ないけど、その代わり心から分かり合える人も本当に少ない。
僕が言いたいことを言わない理由は主に2つあります。
- 言いたいことを言って嫌われるのが怖い
- 言いたいことを言わないのは楽
言いたいことを言って人に嫌われるのが怖いし、自分の意見を押し殺した方が楽なんです。
言いたいことを言って嫌われるのが怖い
「言いたいことを言う」
人によっては当たり前かもしれません。でも、普段自分の意見を言えない僕からしたら本当に凄いこと。
・・・でも、そのかわり人から嫌われる可能性があります。
例えば会社の同僚に
「あの人の態度マジないよね。ちゃんと仕事しろって感じ」
と、誰かの悪口を聞かされたとします。
そんな時、言いたいことが言える人は
「いや、あなたの態度が間違ってるでしょ」
と言えるんです。
でもそうすると「は?今なんて言った?」と衝突してしまい、結果その人から嫌われることになりますよね。
でも、僕のように自分の言いたいことが言えない人なら
そうだね(とりあえず同意しておこ)
と、たとえ相手の意見が間違っているとしても、その間違いを指摘することはしません。
心の中では「あんたが間違ってるよ!」と思っていても、口では相手に合わせます。
なので敵を作ることはないんです。
言いたいことを言わないのは楽
もう一つ、言いたいことが言えない、いや、言わない理由があります。それは、
自分の意見を押し殺す方が楽だから。
自分の意見を言わないのは確かにストレスがかかります。
そのストレスは結構なもんで、時に1日中そのことについてモヤモヤすることもある。
だけど、それでも自分の意見を言わない方が楽なんですよね。なぜなら自分の言いたいことを言った後の方が面倒くさいことになるから。
人間関係がこじれてしまったり、仕事がしにくくなったり。
そうなってくると精神的にだいぶ疲れる。
自分の言いたいことを我慢すると、そんな感じの面倒なことがない。
その分ストレスはあるけど、後々起こるトラブルに比べたら、言いたいことが言えなかったストレスなんて大したことないんです。
言いたいことを言わないと味方ができない
自分の言いたいことを言わないのは様々なリスクから逃れることができます。
人から嫌われることはないし、他人とのトラブルや衝突も避けれます。言いたいことを我慢するの、めっちゃ楽。
・・・でもちょっと待ってください。それで本当にいいのでしょうか?

・・・うん、よくない。
なぜそうかというと僕自身27年間生きてきて、嫌われることは少なかったけど、そのかわり心から気を許せる仲間ができたことも少なかったからです。
言いたいことが言えない人の本当の理由
言いたいことが言えない人の本当の理由はなんだと思いますか?
それは自分が一番大切だからです。
言いたいことを言えない人は、一見自分以外の人のことを優先しているように見えます。
・・・でも、実際は、
自分が大事だから、自分が傷つきたくないから、言いたいことを言えないんです。
「なんで自分は言いたいことが言えないんだろう?」
と考えた時、そういう答えに達しました。
僕は人に変だと思われたり嫌われたりするのが怖い。
だから言いたいことが言えないんです。
言いたいことを言う人は敵もつくるが味方もつくる
逆に、僕とは正反対の人もいます。
それは自分の思ったことをしっかりと他人に言える人。言いたいことを言う人ですね。
間違ったことはしっかり「それ違うんじゃない?」とはっきり言えるような人。
そういう人は敵をたくさん作る。
言いたいことを言った時「何言ってるんだ!」と反感をかってしまうことがたくさんあるんですね。
自分の主張をちゃんとしている
だけど自分の言いたいことを言う人は、敵をたくさん作るかわりに味方もたくさんいます。
なぜなら自分の主張をちゃんとしているから。
ほら、皆さんの周りにもそんな人いませんか?
信頼されている上司やなんか頼もしい同僚。そういう人って自分の主張をちゃんとしてるから味方がたくさんできるんです。
じゃあ、自分言いたいこと言えない、いや言わない人はどうでしょう。
自分の主張がない分、嫌われることはないけど、好かれることもないんですね。
27年間そうやって生きてきた僕は、人に嫌われることは少ないけど、そのかわり人に好かれることもありませんでした。
言いたいことを言うのと言わないの、どっちの人生が良い?

それじゃあ、
- 自分の言いたいことが言えない人
- 自分の言いたいことを言う人
どっちの方が良い人生を送れると思いますか?
自分の言いたいことが言えない人は敵を作らずに済みます。多少のストレスさえ我慢すればめっちゃ楽です。
一方、自分の言いたいことを言う人は敵を作ってしまいます。面倒なこともあります。でもそのかわり味方もたくさんできます。
・・・どっちがいいかは人それぞれかもしれない。
でも僕は「自分の言いたいことを言う人」の人生を生きたいです。
・・・よく誰かに長い付き合いの友達の話をされると「羨ましいな」って思うんですよね。
僕には学生時代から付き合いのある友達がほぼいないから。言いたいことを言わずに散々我慢してきた結果だ。
生きていれば誰かに嫌われることは避けれない
「2:6:2の法則」
という法則をご存知ですか?
この法則は
01人いれば2人は自分のことが好き、6人はどうでもいい、2人は自分のことが嫌い。
という法則です。これは有名な本「嫌われる勇気」にも書かれている考え方です。
この法則の考え方をしてみれば、人はどう生きていようと8割の人間からはどうでも良い、または嫌われるんです。心から通じ合える人なんて人生の中で本当に一握り。
・・・だけどなぜか人ってどうでも良い8割の人に気を使ってしまいますよね。
でも、そのどうでも良い8割の人ばかり気を使っていたら、どうでもよいことばかりな人生しか送ることはできなくなります。
自分の言いたいことを言えている人は、潜在的にそういうことが分かってるんだよね。「嫌われる勇気」って本当に大事。
言いたいことを言えない人は自己肯定感が低い

僕自身そうだから言えますが、言いたいことを言えない人は自己肯定感が低いです。
自分自身を認めることができないから、自分の評価を他人にゆだねてしまいます。
自分の評価である「自己肯定感」を高める方法、それは自分を客観視して自分自身の長所を知ること。
言いたいことが言えない自己肯定感の低い人は、おそらく自分の短所ばかり見ているはずです。
下の記事で自分の長所をたったの15分でしかも無料で分かる方法を紹介しています。
自分の長所を知って自分の人生を生きやすくしたいなら絶対に読んでください。
言いたいことを言える人間であろう

言いたいことが言えない人は敵もつくりませんが味方もできません。うん、僕のことです。
でも、それじゃいつまで経っても心の通じ合える人と巡り会うことなんてできないんだよね。
そういう機会を潰す意味でも、言いたいことを言えないのはもったいない。
「でも、やっぱり勇気がなくて言えない」
そう思っているうちはいつまでたっても同じ人生のまんま。僕は絶対に嫌です。
たった一度きりの人生、自分の言いたいこと言う、そしてしっかり主張してたくさんの人と繋がっていきます。