「正社員で月の給料15万。このままじゃ貯金どころか普段の生活すら厳しい。将来が不安。」
「毎日サービス残業で家にも仕事を持ち帰ってる。身体が疲れきってる」
「園長や他の職員との人間関係がめんどくさい。保護者とももう関わりたくない」
これを読んでいるあなたは今、このような悩みを持っていませんか?
保育士の仕事って本当に辛いことばかりですよね。
ただでさえ仕事量が多いのに、給料は安いし残業も多い。
「子供はかわいいけど、保育士の仕事はもう辞めたい。」
そう思っている保育士がほんとうに多くいます。
もしあなたもその一人なら、他業種への転職を考えてみてはいかがですか?
この記事では保育士から転職するおすすめの異業種と転職を絶対に成功させるための方法について詳しく解説していきます。
目次
保育士から転職したい!保育士から別の仕事は転職できない?

「保育士から異業種へは転職できない!」
ネットを見てるとちらほらこのような意見が見受けられます。
また「保育士からの転職は難しいのでは?」と不安になっている現役保育士もたくさんいます。
たしかに保育士の仕事しかしたことがないと不安になる気持ちは分かります。
・・・しかしはっきり言います。
そんなことはありません!
「転職が厳しい」と言っているサイトの90%は「厳しいと言うことで自社の保育士求人に登録してもらう」ことを目的としています。
どんな職業だって最初は未経験者ですし、どんな仕事にもそれなりので大変な面はあります。
・・・しかし、それでも保育士はあまりにも過酷すぎる職業なのです。
元保育士からの転職で実際に成功させた人はたくさんいます。
保育士から一般企業へ転職 サービス残業なし・土日祝休み
普通の会社員してます。賃金、労働時間に納得がいかず、辞めました。
今の会社は以前よりお給料よく、サービス残業なし、土日祝日休み。比べ物にならない好条件です。
保育士は、保護者との関わり方も、上下関係も凄くストレスでした。子どもが好き。だけでは勤まりません。
引用:ガールズチャンネル
保育士から販売職へ転職 仕事が楽で給料も良い
販売職してます。
保育士とは比べものにならない程楽で、保育士よりも給料が良いので今がたのしいです。
引用:ガールズチャンネル
保育士から事務職へ転職 定時で帰れる
事務職です。定時で帰れて気も楽です。給料も変わらないし。
引用:ガールズチャンネル
この通り、保育士から転職を成功させ、幸せな生活を掴み取っている人は本当にたくさんいます。
人間誰しも、経験のないことに不安を感じてしまいます。
でも考えてみれば、誰だって何をやるにも最初は未経験者なのです。
未経験先の転職は確かに勇気がいります。
でも、行動しなければ、あなたは今の生活を一生変えることができないのです。
保育士から転職!異業種(他職種)のおすすめ転職先
保育士から他業種へ転職する際、どの職種に転職するのが良いのでしょうか?
ここでは保育士かの転職先で多い他業種を紹介します。
ここでは紹介されない職種もDODAを利用することで好条件の求人を紹介してもらえます。
登録は無料。
好条件の求人は応募が殺到するので、早めに登録しておきましょう。
保育士から転職先:一般企業の事務職でOL

平均年収 | 300万〜340万 |
特徴 | ・体力を使わない ・サービス残業が少なめ ・土日祝休み |
おすすめ度 | ★★★★★ |
女性保育士で一番人気の他職種が一般企業の事務職OL。
事務職は保育士のように体力を使わず、それでいて土日祝が休みの場合が多いです。
人とコミュニケーションを取ることも保育士より少ない分、精神的にも負担の少ない仕事です。
労働時間は6〜8時間ほどで保育士のようなサービス残業は一切ありません。
勤める企業が大きければ大きいほど、給料や福利厚生も良いです。
事務職に勤めれば保育士の何倍も人間らしい生活を送ることができます。
未経験から事務職に転職するのに必要なスキル
事務職で必要なスキルはズバリ!パソコンスキルです。
・・・ただ、パソコンスキルと言っても難しいものではありません。
エクセルとワードさえ使えれば、就職は難しくないでしょう。
「エクセル?ワード?なにそれ?」と思う人も、転職活動を進めながら本やyoutubeで勉強すれば余裕で覚えられます。
転職エージェントを利用し、気になる求人の職場にどのくらいのスキルが求められるか知れれば、効率よくスキルを身につけられますね。
事務職は人気の職種
強いて事務職を転職先として選ぶデメリットをあげれば、人気の職業という点。
保育士の多くが事務職に転職しているとはいえ、女性に人気の職種のため、競争率が激しいです。
なので転職サポートが手厚い転職エージェントを利用するべきです。
保育士から転職先:受付で一般企業のOL

平均年収 | 280〜320万 |
特徴 | ・体力を使わない ・サービス残業が少なめ ・土日祝休み |
おすすめ度 | ★★★★ |
企業の受付も保育士からの転職先で人気です。
仕事内容は来客者への対応や案内、会議室への予約などがあります。
楽そうに見えて意外と忙しいのが受付です。
ただ受付を設置している企業の多くは安定企業。
給料面や待遇面で他業種より安定しているでしょう。
保育士から転職先:販売(接客業)

平均年収 | 300〜320万 |
特徴 | ・保育士の経験が活かせる ・好きなものに携われる |
おすすめ度 | ★★★ |
ファッションや雑貨が好きという保育士におすすめなのが販売(接客業)の仕事。
販売というと将来性があまりないように思えますがそんなことはありません。
例えばファッション店員の場合、
販売員からバイヤーやエリアマネージャーまでキャリアアップができます。
雑貨販売の場合は自分の好きな内装にお店をアレンジできますね。
販売の一番のメリットは自分の好きなことを仕事にできることです。
自分の好きを突き詰めていけば、キャリアアップもより現実的なものになっていきます。
子供服の販売店員は保育士以外で子どもと関わる仕事
保育士の転職先で向いている販売業が「子供服の販売店員」。
保育士なので子供の知識があり、なおかつ保護者との関わり合いの経験もあるため、かなり向いている仕事です。
実際に多くの女性保育士が子供服の販売店員で活躍しています。
接客はせず品出しやディスプレイが主な仕事みたいです。なので何がしたいのか自分に合ったお店が見つかれば楽しく出来ると思いますよ!
それに保育士さんなら色々知識があるので向いてると思います☆引用:ヤフー知恵袋
保育士以外で子どもと関わる仕事がしたいなら子供服の販売店員がおすすめです。
保育士から転職先:営業

平均年収 | 330〜350万 |
特徴 | ・成果によって高い給料 ・コニュケーションが好きな人向け |
おすすめ度 | ★★★ |
コミュニケーションが好きな人におすすめなのが営業。
人と接することが多く保育士の能力を生かせる他業種でもあります。
営業にも様々ありますが、
飲食店へ洗剤を配達するなど車で決まったルートへ配達するルート営業なら、人と接するのが得意でなくても勤まります。
一人で仕事がしたいという方にもルート営業はおすすめですね。
男性保育士から転職先:製造業(工場)

平均年収 | 350〜400万 |
特徴 | ・高い給料 ・単純作業が好きな人に おすすめ ・男性向け |
おすすめ度 | ★★★ |
男性保育士におすすめなのが工場で勤める製造業。
製造業といっても食品から車の製造まで様々ですが、鉄鋼業に勤めれば400万以上の年収は稼げます。
住友金属などの大手企業に勤めれば年収600万はもらえます。
仕事内容も保育士と違って単純作業なので精神的に楽な面もあります。
家族を養う必要がある男性保育士は、家族のために製造業を選ぶのもありですね。
保育士から転職先:看護師

平均年収 | 500万 |
特徴 | ・やりがいのある職業 ・高収入 |
おすすめ度 | ★★★ |
保育士から看護師へ転職する人が意外と多くいます。
看護師になるには専門学校に3年通って、なおかつ看護師国家試験に合格する必要があります。
そのため看護師になる難易度はかなり高いですが、その分給料がかなり高く、夜勤なしでも25万以上は稼げる職業です。
ただ看護師になるまでに時間がかかるのが大変です。
「絶対に看護師になりたい!」という覚悟があるなら、挑戦するのも良いかもしれません。
保育士の資格を生かした仕事
放課後等デイサービスは資格を生かした仕事

平均年収 | 220〜300万 |
特徴 | ・保育士の資格が活かせる ・仕事時間が短い |
おすすめ度 | ★★★★ |
発達に特性のある子供が放課後や長期期間中に利用できる福祉施設です。
保育士の場合、朝から夕方までずっと子供と一緒ですが、
放課後等デイサービスの場合、平日は学校が終わってから母がお迎えにくるまで。
午前中から雑務などはこなしますが、保育士に比べたら、かなり楽です。
しかも保育士の資格を持っていると国から加算が入るので、
どこの施設も元保育士は喉から手が出るほど欲しい人材です。
保育士以外で保育の資格や経験を生かせる一番の仕事です。
院内保育は資格を生かせる仕事

平均年収 | 250〜350万以上 |
特徴 | ・保育士の資格が活かせる ・サービス残業が少ない ・待遇が比較的良い ・地域が限られている |
おすすめ度 | ★★★★ |
病院内にある、医師や看護婦さんが利用する保育所です。
通常の保育園と違うのは、24時間体制やクラス別に分けられてないという点。
24時間体制でシフト制なので、保育園のようなサービス残業が少ない傾向にあります。
また、年齢によってクラス分けされていないので、行事ごとも少ないです。
仕事内容もシンプル。
そして病院が運営しているため、保育園に比べて平均月給が2〜3万円ほど高いと言われています。
本来、院内保育の求人は少ないですが、保育情報どっとこむを利用すれべ見つけられる可能性が高くなります。
ベビーシッターは資格を生かした仕事

平均年収 | 270〜500万以上 |
特徴 | ・保育士の資格が活かせる ・保育士以外で 子供と関わる仕事 ・実績次第で年収1000万も ・地域が限られている |
おすすめ度 | ★★★★ |
保育士の資格を生かした仕事「ベビーシッター」。
ベビーシッターは企業にスタッフとして登録し、要望が入ると自宅に出向きます。
給料が時給制なので一般企業に比べると安定さに欠けますが、保育士の資格を持っていれば、その分要望も入りやすいです。
また実績の分だけ給料が入るので、人気シッターになれば年収1000万も可能です。
ベビーシッターになるデメリットは責任が重いこと、そして首都圏や関東など地域が限られていることですね。
保育士以外で子供と関われる数少ない仕事なのも特徴です。
元保育士から異業種の転職で成功する方法

ここまで保育士から転職するメリットばかりについて書いてきましたが、一つだけ注意して欲しいことがあります。
それは転職方法です。
なぜ転職方法で注意しなければいけないのか?
未経験の仕事に転職する際、自分一人での力では失敗する可能性が高いからです。
例えばあなたは新しい転職先を探そうと思った時にハローワークや求人情報誌を利用しようと思っていませんか?
もしそうなら高い確率であなたの転職は失敗に終わります。
ハローワークや求人情報誌の求人は条件が良くなくて、しかも虚実の内容であることが多いです。
「思ってた職場と違った!」
「残業ないって書いてあったのにいざ転職したらサービス残業が毎日あった」
「給料が残業代を含めた額だった」
なんてことは日常茶飯事。
・・・じゃあどうやって転職すれば良いかというと、転職エージェントを利用すること。

転職エージェントとは、求職者に対し転職先の紹介をはじめとした様々なサポートを受けられるサービスです。
メリット | デメリット | |
転職 エージェント |
・非公開求人を知れる ・職場の人間関係など 求人票の裏を知れる ・履歴書や面接でサポート ・年収や就業日の調節 |
・登録が必要 |
ハローワークetc | ・登録なしで仕事を探せる | ・求人数が少ない ・求人票に虚実内容が多い ・求人の質が低い |
この中でももっとも大きいのは非公開求人が知れるということ。
ハローワークや求人情報誌などの求人は全体の20%と言われており、残りの80%は非公開求人と言われています。
転職エージェントを利用すればその非公開求人を紹介してもらうことができるのです。
求人票ではわからない職場の雰囲気や労働環境を知れるのも転職エージェントのメリットですね。
あなたが保育士からの転職で成功するかどうかは、どんな転職方法を選ぶかにかかってます。
転職を成功させたいなら、転職エージェントを利用しましょう。
保育士から異業種へ転職する際に利用するべき転職エージェント
転職エージェントでもっともおすすめなのはDODAです。
DODAは転續エージェントNo1の人気を誇ります。
非公開求人数が多く転職サポートも他エージェントに比べて圧倒的に高いです。
はっきり言ってここを選んでおけば間違いありません。
また女性でアパレルの仕事や子供服の販売店員として働きたいならクリーデンスがおすすめ。
クリーデンスはアパレル系に特化した転職エージェントです。
男性で工場で高収入を得たいなら工場ワークスがおすすめですね。
どの転職エージェントにしようか迷うならDODAに登録しておけば間違いありません。
DODAを利用すればハローワークには載ってない非公開求人を紹介してもらえます。
月給20万以上で土日祝も休みなど、あなたの希望通りの生活が手に入ります。
保育士から転職するメリット|他職種で今より幸せな生活を

保育士から転職のメリット1 お金の面で余裕ができる
保育士から転職することで給料は確実に増えます。
保育士の給料は20万を超えてない保育士が50%以上と言われています。
なかには地方在住なら月15〜17万ほどしかもらえない保育士も多くいます。
・・・一方、全国の平均年収は440万。
保育士は仕事量が多く子供の命を預かってる仕事にも関わらず、給料が全国平均と比べて100万も違うのです。
・・・じゃあ、もしあなたが他業種へ転職して月の給料が今より5万増えたらどうでしょう?
今まで我慢してた欲しいものが買えますし、財布を気にして外食を我慢することもなくなります。
普段の生活が今より何倍も豊かになります。
将来への不安もなくなりますね。
お金が全てではありませんが、お金が大事なのもまた事実。
他業種へ転職することにより、今の生活が豊かになります。
保育士から転職のメリット2 過酷な労働から解放される
保育士は他業種に比べて仕事量が過酷すぎます。
子供の面倒を見るのはもちろんですが、書類を書くなどそれ以外の仕事がたいへん。
サービス残業は当たり前で、家に持ち帰って書くことも珍しくないですよね。
しかも行事の近くになると遅くまで職場で作業をしなくちゃいけない。
仕事量に給料が見合えば百歩譲れるけど・・・そんなことはない。
保育士ほどサービス残業や持ち帰りの仕事がある職種はありません。
でも、もし保育士であるあなたが他業種へ転職すれば土日休みはもちろん祝日だって休めます。
しかも有休も保育士に比べて圧倒的に取りやすい。
ゆっくり身体と心を休ませることもできますし、友達やパートナーと遊びにいくことだってできます。
家族がいるなら、子供との時間を大切にすることもできますね。
保育士から転職のメリット3 保育園特有の人間関係から抜け出せる
保育士の人間関係はかなり独特です。
女性中心の職場ということもありますが、狭い環境で職員や園長と働くので人間関係がこじれやすいのです。
モンスターペアレントの保護者との人間関係も疲れますよね。
どこの職場でも人間関係で全く悩まない・・・ことはないかもしれません。
ですが保育士に比べれば他業種は圧倒的に人間関係に悩まされなくなります。
「明日からまたあの人と一緒に空間で働かなければいけないのか・・・」といった不安から抜け出しませんか?
【まとめ】元保育士から転職成功ガイド|事務など異業種の転職先と向いている仕事
「保育士から転職したい・・・でもやっぱり勇気がいる」
そう悩む気持ちは痛いほど分かります。
新しい一歩を踏み出すのは誰だって勇気がいることです。
でも考えてみてください。
もしあなたが今行動を起こさなければ、今の現状が定年まで一生続くのです。
少ない給料で残業や持ち帰りも多い。子供達はかわいいけど職場や保護者との人間関係で消耗する。
そんな毎日を死ぬまで過ごしたいですか?
転職成功者の共通点は、その気になった時に行動する人です。
あなたの転職活動が素晴らしいものになることを願ってます。