【体験談】放課後等デイサービスで1年働いて感じた3つのこと|大変で辞めたいあなたへ

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こんにちは!
プロブロガーの日々太です。

僕は本業とは別に、1年前から縁あって放課後等デイサービスという施設で週2〜3日パートをしてます。

放課後等デイサービスで1年働いて感じたのは「大変ながらも良い経験になってる」ということ。

この記事では放課後等デイサービスで1年働いて感じた3つのことを書いていきたいと思います。

 

放課後等デイサービスとは?

まず放課後等デイサービスについてご紹介。

放課後等デイサービスとは6歳~18歳までの障害を持つ子供や発達に特性のある子供が放課後などに利用できる福祉施設。

くだけた感じにいうと、発達障害のお子さんを仕事が終わるまで預けることができる施設です。

発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達のアンバランスさ・凸凹(でこぼこ)と、その人が過ごす環境や周囲の人とのかかわりのミスマッチから、社会生活に困難が発生する障害のことです。

引用:発達障害とは?

 

スタッフ(指導員)の仕事内容は、

  • 子供の送迎
  • 日常生活支援
  • 日報の作成

などですね。

僕はパートで平日の3〜4時間しか働いてないのでこれぐらいしかしてませんが、正社員で働いている人たちは行事の考案やその他書類の作成など様々な業務をしてます。

 

放課後等デイサービスで働いて分かった3つのこと

①個性を伸ばすことの大切さを知った

職場に教師や保育士として経験が豊富な方たちがいて、その人たちの対応をみてると本当に勉強になります。

特にここで働いて感じたのは、

「人間良い部分も悪い部分もある。悪い部分を改めることも必要だけど、良い部分を伸ばすことが大事」

ということ。

例えば栗原類さんやサカナ君は、アスペルガーや自閉症といった発達障害を持っていると言われてます。

しかし2人の母親は欠点よりも長所を伸ばすよう努めたと言います。

 

 同じく日本の学校で、担任に“類くんだけが自分の名前を漢字で書けない”とも言われましたが、“でも自分の名前を全部、英語で書けるのも類だけですよね?”と、言ってくれたことを覚えています」

ADDと判明後、「自分ができないことを責めないで」と言ってくれた母は、どんなに学校からの風当たりが強くても一切、息子を責めなかった。

「僕の個人的意見ですが、親がいかに学校側に負けないで闘うかは大事。先生が親を責めて、そこで親が謝ったりしたら、先生も“親が謝っているということは、子どもにも同じくらいのプレッシャーを与えてもいいのだ”と錯覚してしまうかもしれない。子どもは追い込まれ、いい未来を歩めなくなるかもしれません。僕は闘ってくれた母に、とても感謝しています」

引用:発達障害に悩む栗原類が救われた、愛ある母の言動とは

 

親が子供の長所を伸ばそうとした結果が今の2人のご活躍につながってます。

僕がもし放課後等デイサービスで働いてなかったら、おそらく2人の両親のような考えは全く頭にありませんでした。

「個性を伸ばすことの大切さ」はここで働いて初めて知ったこと。

しかもこれはあくまでここで学んだ一つのことで、他にも数え切れないほどのことを学んでます。

将来子供ができた時にはここで働いた経験がかなり役にたつはず。「経験は財産」だと言うけどまさにこのこと。

 

②子育てをする父親・母親の偉大さを知った

放課後等デイサービスで働いてから、世間の父親・母親の偉大さを心の底から知りました。

職場では子供たちと一緒にいるのは2〜3時間ほどだけ。

・・・にも関わらず、楽しいと思うのと同じぐらい、いやそれ以上に大変だと思うことの方が多いです笑

でもたった数時間しか一緒にいない僕らでそう思うんだから、父親・母親はその何十倍もの大変さを感じているはず。

いくら自分の子とはいえ、大変じゃないわけがないんです。

朝からご飯作って日によってはお弁当も作って、自分の仕事が終わると子供の面倒をみながら晩御飯・洗濯などの家事に追われて・・・

自分の時間ってあるのかな?
・・・そういえばうちの母親も仕事から帰ってきて夜10時に翌朝の米といだりしてた。野球部のユニホームの洗濯も任せたりしてね。

ここで働いてから世間の子育てをする人たちに対する見る目がすごく変わりました。もう尊敬しかない。

そして自分の両親には本当に感謝しかないです。

 

③発達障害への理解の大切さを知った

今でこそ「発達障害」という言葉は世間的に浸透してますが、ギリギリ平成生まれの僕らの時にはまだまだ一般的ではありませんでした。

だから、今の僕たち以上の世代でそういう人たちは、心のどこかで「生きづらさ」があるはずなんです。

悪気はないのに空気を読めない発言をしてしまったり、人が当たり前にできることができなかったり。
(僕も思い当たる節、めちゃめちゃある。。。)

でも、もしも以前から発達障害に対する理解があったなら・・・その人たちの未来も変わっていたかもしれません。

うまく言葉にできませんが、発達障害に対しての理解はもっともっと必要なんだと思います。

 

放課後等デイサービスを辞めたいと思うこともあった

ここまで良いことばかり書いてきましたが、ただ単に楽しいだけではありませんでした。

むしろ大変なことの方が多かったです。

子供とうまくコミュニケーションを取れなかったり、子供を預かる責任が重かったり。

・・・なので仕事を辞めたいと思ったこともありました。

週2のパートの僕でさえ思ったんだから、正社員だったら辞めていたかもしれません。

・・・ただ、唯一の救いは職場の人間関係に恵まれていたこと。

そのおかげで今もこの仕事を続けることができてます。

逆に人間関係も悩んでたらすぐに辞めてたかも・・・。

 

放課後等デイサービスには向き不向きがあった

1年働いて思ったのは「放課後等デイサービスの支援員」という職業には、はっきりと向き不向きがあるということ。

子供が心から好きじゃなかったり、職場に馴染めないと、この仕事は正直しんどいです。

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今から働く人へ。施設を選ぶなら職員を大切にしている職場を選ぶべき

もし放課後等デイサービスで働くことに興味があってこの記事にたどり着いたのなら、言わせてください。

職場選びは「職員を大切にしている職場を選ぶべき」です。

例えば「子供の未来を育むことを目指す」というスローガンを持った放課後等デイサービスがあるとします。

しかし実際は儲けるためだけに運営されてることがあるんです。

もちろん放課後等デイサービスを「ビジネス」として考えるのは間違ったことではありません。お金がなきゃ生きていけないんだから、お金を目的として運営するのは当然のことです。

・・・でも、利益が大事とはいえ、スタッフを雇うならやっぱりそこで働くスタッフ(指導員)を大切にしなければいけないんです。

 

給料が低くて仕事の負担が大きい時、そこで働く職員は子供に対して親身になって接することができるでしょうか?

自分が幸せじゃない状態で、人を幸せにすることなんてできるでしょうか?

 

子供を笑顔にする前に、まず職員を大切にしなければいけないんです。

子供の未来を育むのは、給料や福利厚生をしっかり整えて職員の生活を保証してからの話。

 

僕は運良く優しい人たちに囲まれて楽しく働けてるけど、中にはそういった放課後等デイサービスもあります。

どの職種・会社でもそうですが、職場を選ぶ時には、そこで働くスタッフが笑顔で働いているかどうかを見てから決めてください。

 

【まとめ】放課後等デイサービスで1年働いて感じた3つのこと

最後は感情的になってしまったけど、放課後等デイサービスで働いて本当によかったと思ってます。子育てをする前に経験しておいて本当に良かった。
(指導員としてはま足りないとこだらけだけど)

施設によってですが、人相手の仕事をしたい人にとっては良い仕事ではないかと思います。

子供が来るのが放課後なので、パートで時間に融通をきかせたい主婦にもおすすめ。

ただ職場選びは本当に重要なので、自分の目でしっかり見た上で職場選びをしてください。

 

ちなみにもし放課後等デイサービスの仕事を辞めたいと思うなら、早めに転職サイトに登録しておいてください。

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仕事をしながら転職活動をすれば、よりスムーズに転職できますよ。

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