介護士の中でもあまり知られていませんが、夜勤専門という働き方はたくさんのメリットがあります。
その中でも注目すべきは「給料」。
介護の仕事は基本的に低い給料ですが、夜勤専従の場合は日給で2万以上稼げる場合もあります。
この記事では介護派遣の夜勤専従(専門)のメリット・デメリット、そして夜勤専門の求人の見つけ方を紹介していきます!
目次
介護派遣の夜勤専門(専従)は高給!日給2万の給与相場!

介護職の夜勤専門の最大のメリットは高給であること。
介護職では考えられないような給料をもらうことができます。
介護派遣の夜勤専従(専門)は介護職では考えられないほどの高給給与な相場なのです。
夜勤手当5000円で時給1000円、16時間勤務の場合
1000×16+5000
=21000円
実際に介護夜勤専従の求人を見てみましょう。

▲日給2〜2.2万

▲日給21,480円

▲日給19,000円
どうですか?
介護派遣の夜勤専門(専従)は日給が2万円を超えても全く珍しくはありません。
そう、介護職の夜勤専門はこんなにも給料がもらえるんです!
すべての夜勤専門の求人がここまで給料が高いわけではありませんが、日勤に比べるとやはり給料は高い傾向にあります。
どうしても大きなお金が必要な方にとってはもっとも効率の良い稼ぎ方です。
介護派遣の夜勤専門(専従)は少ない日数で稼げる
介護職の夜勤専門の場合、多くの場合は日給制。
1回の出勤で2万も稼げるとなると、
1か月のうち10回出勤すればそれだけで20万以上稼げることになります。
そうなると時間にかなり余裕ができますよね。
自分の趣味を打ち込みたい人や他に何かやりたいことがある人、
旅行が好きな人なんかにはかなりオススメの働き方です。
自分の時間が欲しい人にはまさにこの夜勤専門が合っています。
介護派遣の夜勤専従は日払いも可能
派遣会社にもよりますが、介護派遣の場合は日払いでの受け取りが可能です。
日払いなら働いた分のお金をすぐに受け取るので、月末に貧しい思いをするということがなくなります。
働いてすぐに手元に2万円もらえるのは嬉しいですよね。
介護派遣の夜勤専従の月収給料は20〜30万
介護派遣の夜勤専従の場合、月収給料はおよそ20〜30万です。
一回の出勤で2万稼げるとして、10回出勤すれば20万、15回出勤して30万ほどですね。
こうしてみると給料がフルタイムとそこまで変わりないように感じますが、この出勤日数でこれだけ稼げると思うと、夜勤専従は魅力的に感じますね。
介護派遣の夜勤専従(専門)のメリット!給料以外も魅力

夜勤専従は給料以外にもたくさんのメリットがあります。
【夜勤専従のメリット】介護職の夜勤専門は採用されやすい
介護職の夜勤専門のメリットとして採用されやすいということが挙げられます。
介護職の夜勤は嫌がる人が多いです。
夜勤のきつさを理由に辞めていく人がいるぐらいですので・・・。
でも考えてみてください。
夜勤を理由に辞めていく人の多くはフルタイムで働いている人たちです。
日勤と夜勤を繰り返しやっていると、
生活リズムが崩れてどうしても身体に大きな負担がかかってしまいますよね。
しかし、夜勤専門の場合はずっと決まった時間働くので生活リズムが崩れません。
ある意味規則正しく生活することができるんです。
それでいて夜勤専門は給料が良いから嬉しいですよね!
【夜勤専従のメリット】人間関係に悩まされない
介護職の中でも離職理由が多い「人間関係」。
人間関係が理由で仕事を辞めていく人が多いです。
しかし夜勤専門の場合、人間関係に悩まされることは少ないです。
なぜなら日勤と違ってたくさんの職員と関わる機会がないので、自然と人間関係に悩まされることも少なくなるんですね。
これも夜勤専門の大きなメリットと言えます。
介護派遣の夜勤専門(専従)のデメリットは?

では、介護職の夜勤専門のデメリットはどんなものがあるのでしょうか?
【夜勤専従のデメリット】介護職の夜勤専門は健康面が不安
ずっと夜勤なので生活リズムが崩れることは少ないですが、やはり夜に働くというのは健康面に不安があります。
特に女性の場合は生理不順も起こしてしまうこともあるかもしれません。
これは自分なりに対策することが必要ですね。
ですが、夜勤専門の方が生活リズムが一定なのでかえって健康面的に楽という声も多いです。
【夜勤専従のデメリット】家事育児が大変
もしも家族がいて家事育児をしないといけない場合、夜勤専門は大変。
子供の面倒を見ながらご飯を作り、夜には出勤する。
とても一人ではできないですよね。
もしも家族がいる場合はその家族の協力が不可欠。
夜勤専門で働くことをしっかりと理解してもらった上で働くことをオススメします。
【夜勤専従のデメリット】無資格・未経験者では難しい
夜勤専従の場合は人数が少なく、場合によっては1人でやらなければいけません。
そのため、ある程度の経験が必要です。
例えば利用者の様子がおかしい時、経験者なら状態を判断した上で対応できますが、未経験者なら何をやっていいかわからなくなるはずです。
また、基本的には看護師がいますが、もし看護師が休憩や他の利用者の対応に回っている場合は、介護士が判断・対応しなければいけません。
そういった意味でも、未経験者の場合は採用されにくいでしょう。
【夜勤専門のデメリット】正社員の募集は少ない
派遣で働く場合、夜勤専門の求人は多いですが、正社員の募集の場合は少ないです。
施設側としては、正社員で採用する場合、うまく職場が回るように早番や日勤も入って欲しいのが現状です。
実際に正社員の夜勤専従の求人を探してみましたが、やはり派遣に比べて圧倒的に少なかったです。
夜勤専門はボーナスがない(派遣・バイトの場合)
また、派遣やバイトで夜勤専門で働く場合、正社員ではないのでボーナスは基本的にはありません。
夜勤専従でなおかつボーナスが出るのは正社員です。
なので求人数は少ないのですが、一番稼げるのは正社員かつ夜勤専門ということになります。
介護派遣の夜勤専従(専門)は楽に稼げる?きつい?
「介護派遣の夜勤専従って楽?それともきつい?」
仕事内容のきつさがどれほどなのか、気になりますよね。
なので実際に夜勤専門で働いている人の体験談を集めてみました。
夜勤専従に切り替えて体が楽になった
こんにちは(・∀・)ノワタシは今有料老人ホームで夜勤専門で働いてます♪とは言っても派遣ですが。施設は夜勤専門で派遣じゃない人も他にいます。
介護のシゴトって体力勝負ですよね…
〜中略〜
体力的には、ワタシは夜勤だけの方がすごく楽です♪
ワタシは前の施設、グループホームだったんですが、そこで腰を痛めて常に痛い状態で通院してましたが、今の施設では腰痛もほとんどなくなりました(*´∀`*)
現場シゴトはキツイですよね、ワタシは34ですがもともと体力ない文科系なので、出来る限り自分の体力に見合った働き方が出来れば、と思ってます。何か、参考にならなかったらスミマセン
引用:http://www.caretomo.com/bbs/3589.html
この方は腰痛で今まで通院していたそうですが、夜勤専従に変えてからだいぶ体が楽になったそうです。
夜勤は人数が少ないですが、その分利用者の方は寝ていることが多いので、身体の状態が楽になるのも納得ですね。
夜勤専従は毎日がものすごく楽しい
ワタシは夜勤は自分の時間が有効に使えるので好きですね(´∀`)
確かに昼間の状態がわからないから、とか最初は不安がありましたが、この施設は夜勤は昼間とやる事が違うから、と言われて初日から夜勤専門で入りました♪しかもちゃんと慣れるまで職員が指導してくれるんですょ(*´∀`*)
夜勤だけだと入所者さんたちと触れ合えない、っていうことはないです♪それは施設長さんも言ってくださってて…
人間関係も、意地悪な職員は一人もいなくて今物凄く毎日楽しいんですょ
(。≧∇≦。)しーなさんも、いい職場見つかるといいですね♪♪
引用:http://www.caretomo.com/bbs/3589.html
こちらの夜勤専従で働いている方は「毎日が楽しい」そうです。
楽かどうかについては触れてませんが、「楽しい」ということは仕事をする上で素晴らしいことですね。
夜勤専従の体験談を見ていると、きついという声は少ない印象でした。
夜勤専従はシフト制ではないので、「きつい」という声は少ない
夜勤というと体力的に大変だと思っている人も多いはず。
ですが夜勤がきついのは早番や日勤をやりながらのシフト制だからです。
夜勤専従の場合、夜の勤務とはいえ、一定のリズムでの勤務なので、きついという口コミは少ない印象です。
介護の夜勤専従の休み、休日日数は社員と同じ
夜勤専従の休みや休日日数はフルタイムで働く社員と同じで8〜10日です。
施設によって休みの日数は変わってくるので、就業前にしっかり確認しておきましょう。
勤務時間は8時間ではなく16時間勤務がおすすめ
夜勤の勤務時間は施設によって2交代と3交代制があります。
3交代の場合は23〜8時まで、2交代の場合は17〜9時までといった感じです。
3交代の方が勤務時間が少ないので楽に感じるかもしれませんが、2交代の方が身体への負担は少ないです。
なぜなら3交代の場合、多くは夜勤明けが休み扱いになってしまうからです。
夜勤→夜勤明け・休み→夜勤→夜勤明け・休み→夜勤
2交代の場合
夜勤→夜勤明け→休み→夜勤→夜勤明け→休み
2交代の場合は勤務時間は長いですが、勤務後はしっかり身体を休ませることができます。
なのでこれから夜勤専従で働くなら、2交代がおすすめです。
介護の夜勤専従の有給はある?
介護の夜勤専従の有給は正社員でも派遣社員でも基本的には設けられています。
ただ、職場によっては職員に余裕がなく、有給を使えない場合もあります。
しかしそのような職場では、たとえ正社員でも有給は使えないはずです。
就業前に職員に余裕があり有給が使えそうな職場を選ぶことも必要です。
夜勤専従(専門)の仕事内容と求人応募後の流れ
夜勤専門の仕事内容
夜勤専門も基本的にフルタイムの社員と仕事内容は変わりません。
施設によって仕事内容や時間に差はありますが、大まかな流れは次の通りです。
17時〜 申し送り
18時〜 食事介助・口腔ケア
19時〜 トイレ介助・
20時〜6時 オムツ介助・記録・トイレ誘導・休憩(1〜2時間)・体位変換
6時〜 離床介助・トイレ誘導
7時〜 朝食介助
8時〜 申し送り
介護の夜勤専従で働くならどの施設が良い?
夜勤専従にも、様々な施設での求人があります。
夜勤専従で求人を探す場合、大事なのは介護度の高い利用者ができるだけ少ない施設を選ぶことです。
例えば有料老人ホームの場合、介護度が低い利用者が多いです。
自立している利用者が多いと、こちら側の仕事量も少なく、身体への負担も少ないです。
逆に特養や老健といった施設を選んでしまえば、夜勤中つねにトイレ介助やコールの対応をしなくてはいけなくなります。
なので夜勤専従で求人を探すなら有料老人ホームやお泊りのあるデイサービスを選ぶのがおすすめです。
夜勤専門(専従)の求人の探し方

夜勤専門で働きたい場合はどうやって求人を見つけるか?
夜勤専従の求人は、
・ハローワーク
・求人雑誌
・介護専門の求人サイト
この3つから探せますが、実際に確かめたところ、求人数が多いのは圧倒的に介護専門の求人サイトでした。
また、派遣の夜勤専門で働いている友人も介護の求人サイトで見つけたそうです。
下記でおすすめの介護求人サイトをご紹介しているので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
【高給】介護派遣の夜勤専従(専門)は日給2万!高時給で楽に稼げる?メリット・デメリット・仕事内容まとめ
介護職の夜勤専門で働くメリット・デメリットは以下のとおりです!
介護職の夜勤専門のメリット
・給料が高い
・少ない日数で稼げる
・採用されやすい
・人間関係に悩まされない
介護職の夜勤専門のデメリット
・健康面に不安
・正社員になりにくい
・家事育児が大変
介護職の夜勤専門のイメージはなんとなくつきましたか?
それぞれメリット・デメリットを紹介しましたが
やはり夜勤専門は給料が高いことが魅力的。
とくにまとまったお金が必要になった時は
これ以上に稼げる介護職の働き方はないでしょう!
・・・ただ、介護職の夜勤専門の求人はハローワークではあまり見つけれません。
夜勤専門の求人を探すなら、介護の求人サイトで見つけるのが一番ですよ。
あなたの希望の条件にあった職場に出会えることを願ってます。