「自分に自信が持てない」
10代の頃から10年以上ずーっとそんな悩みを抱いた。
どうやって自分に自信を持てばいいんだろう?と本やネットで調べてみると、
「自分を受け入れろ」
「他人と比較するな」
こんな言葉ばかり。
・・・それができたらとっくに自分に自信持ててるよ。
じっさい、何度も自分を受け入れようとして何度も他人と比較するのを止めようと思ったけど、無理だったんです。
だから僕はこの言葉を信じれない。
・・・それでも30歳を目の前にした今、やっと自分に自信を持てるようになってきた。
その理由はたったの一つ、手を動かして成功体験を積み上げることができたからです。
目次
自分に自信が持てない状況で、自分を受け入れるなんてできない

「まずはありのままの自分を受け入れよう」
自分に自信を持つ方法として絶対にこの言葉が出てきます。
これ簡単に言うけど、自分を受け入れるのは本当に難しいんですよ。
何度もなんども「今の自分を受け入れよう。今の自分のままで良いんだ。」と思ったけど・・・僕には無理でした。
だって今の自分を受け入れられないから、自分に自信を持てないんだよ?
だから「ありのままでいいんだよ」って言葉が心から苦手。
マツコは突如、「でも私ね、『ありのままでいい』っていう風潮は良くないと思うのよ」と切り出した。マツコによれば、「ありのまま」という言葉がひとり歩きし、今の風潮は「いいんだー、自分はもうこのままでいいんだー、みたいなふうになってる」のだという。
これ本当にわかる。
ありのままの自分に自信が持てないから、行動するんだよ。
他人と比較するな?無理だよ

「他人と比較しない」
自分に自信を持つ方法で、これも必ず出てくるワード。
これは正しいと思う。
他人と比較していればキリがないのは小学生でも分かること。
でもね、自分に自信がない状況で他人と比較するなと言われても無理な話だよ。
自分に自信を持てるようになって、初めて他人と比較する必要がなくなる。
自分に自信がない状況だと、自分の価値の測り方は他人と比べるしか方法がない。
僕もずっとそうだった。
他人と比べる自分に自己嫌悪しかなかったけど、そうするしか自分の価値を知ることができなかった。
自信を持つ方法は「成功体験を積み上げる」以外にない
じゃあどうやって自分に自信を持つか?
答えはシンプルで「成功体験を積み上げる」こと。
これ以外にない。
僕は中学の時からずーっと何をやってもダメなタイプの人間でした。
部活では試合に全く出れない、勉強はできない、人とまともにコミュニケーション取れない。
ほんとうになにやってもうまくいかない。
大人になってからも同じで、仕事が続かない、何をやっても周りに劣る、ずっとそんな感じでした。
だから、心の底から自分が嫌いで仕方なかったです。
その頃の自分を思い出すと胸が苦しくなる。

・・・でも、25歳の時、「クラウドソーシング」という働き方に出会ったんです。
ざっくり言うと、ネットで文章書いてお金をもらう副業。
当時毎日ブログを書いていたこともあり、「これなら自分でも稼げるんじゃないか?」と思って、会社を辞めて挑戦しました。
1日14時間ぐらいひたすらパソコンに向かって文章書いてました。
その時の自分は、過去のこれまでの記憶を消し去るように「自分ならできる」と無理やり信じ込んで取り組んだのを覚えてる。
・・・そしたら3か月後には20万以上稼げるようになったんです。
ちなみにクラウドソーシングで月20万以上稼げるのは全体の1%未満。
この時、人生で初めて「自分でも本気でやればできるじゃないか」と少しだけ思えるようになったんです。
自分に自信を持てた時はいつも成功体験があった

クラウドソーシングで稼いだ後、このブログやアフィリエイトという手段を使ってさらに手を動かしました。
毎日まいにち結果を出すことだけを考えました。
毎日ノートに自分の目標をペンで書いて実現するイメージをして、パソコンに向かう。
そしたら自分の目標としてた数字をどんどん達成できるようになったんです。
あと、パソコンの仕事とは別にパートで児童施設で働いてるんですが、そこで新しく1年生で入ってきた子供の親御さんにも嬉しいお言葉をいただきました。
「学校の先生の名前を全く覚えないけど、木村先生のことを初日からずっと名前を覚えて喋ってくれる」
・・・泣ける。
子供に対する接し方が分からなくて何度かベテランの先生に相談したこともあった。
そんな自分でも、やっと少しだけ指導員らしくと思うと・・・児童の仕事に対しても自信を持てるようになれたんです。
ここまで書いたことは、人によっては「なんだ、それだけか?」と思うことかもしれない。
でも、そんなことでも自分に自信を持たせてくれたのは事実。
自分を受け入れるわけでもない、他人と比較するでもない、自分に自信を持ち始めれるようになったのは「成功体験」です。
もちろん今でも完璧に自分に自信を持ててるわけじゃない。
いまの自分も人とコミュニケーション取るのが下手だし相変わらず不器用なのは変わりありません。
でも、過去の自分よりも圧倒的にいまの自分の方が自信はあります。
行動すれば「どうせ自分は無理だ」から「自分ならできる」に変わってく
この記事は20歳の頃の自分に対して書いたつもり。
その頃の自分は「自分に自信を持ちたい」と思いながら本屋に行って自己啓発本を読み漁ったり、ネットで自信を持つ方法についてずっと調べてたりしました。
いま思うとほんとうに無駄でした。
自分に自信を持つ方法はたった一つしかありません。もちろん成功体験を積み上げることです。
どんな些細なことでもいいんです。
小さな成功体験を少しずつ積み上げていく。
少しずつ積み上げていって、その経験を自信に背伸びしないと届かないような目標に挑んでいく。
それを繰り返していく。
そうしてけば自信なんて勝手についてきます。
「どうせ自分は無理だ」から「自分ならできる」に変わっていきます。
だから、突っ立って考えるだけじゃなくて、とにかく行動するんです。手を動かすんです。どうすれば成功するか頭を使うんです。
少しでも興味のあるもの、前から気になってたこと、いま目の前にあること。
どんなに小さなことでもいいから、まずは挑戦して成功体験を積み上げることが大事。
何度も成功体験を積み上げてけば、いつか「自分もやればできる!」と自分自身を信じれるようになります。それが自信です。
だから、まずは行動。
自分を受け入れなくていい。他人と比較してもいい。少しずつでいいから成功体験を積み上げてこう。